文学の中のどんぐり


文学の中にも、どんぐりどんぐりの木がでてくるものがあります。

「どんぐりと山猫」
宮沢賢治
ある日、一郎は山猫からはがきをうけとって、
森の「さいばん」にでかけました。
そこでは、たくさんのどんぐりたちが、
だれがいちばんえらいかをあらそっていました・・・

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  「どんぐり(団栗)」  
寺田寅彦
どんぐり拾いに夢中になっているわが子を見て、
亡き妻に思いをはせる・・・

岩波書店の寺田寅彦随筆集(1)や
ちくま日本文学全集35寺田寅彦などにも収録されています。

青空文庫で読むこともできます。
寺田寅彦随筆集 第1巻
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 「うばめ樫」
井伏鱒二
京都で、うばめ樫の生垣を見かけて・・・


ちくま文庫の井伏鱒二文集(2)旅の出会い
に収録されています。
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 「綺堂むかし語り」
岡本綺堂
明治初年の東京に生まれ「半七捕物帳」などを生みだした著者、
岡本綺堂のむかし語りです。
時雨(しぐれ)のふる頃の空を見ると、
団栗(どんぐり)の実を思い出さずにはいられない・・・
(綺堂むかし語りの「思い出草」の中に「どんぐり」は収録されています。)

青空文庫で読むこともできます。
オンライン書店ビーケーワン:綺堂むかし語り
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  「木を植えた男」 
Jean Giono
羊飼いの男が、荒れ果てた土地にどんぐりを
ひとつづつ植えていき緑の森を作ったというお話です。

多くの国で翻訳されて読まれ、アニメーションも製作されています。
日本でも解説本や対訳本などが出版されいて、
広く読まれている本です。
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森の中で
リチャード・ジェフリーズ
イギリスの風景画をしのばせるジェフリーズの自然エッセーの精選集
「Under the Acorns A Selection of Nature Essays」からの翻訳。

「どんぐりの下で」というエッセーがあり、
イギリスの自然豊かな田舎を散歩しているような気分になります。
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古典の中のどんぐりの木

古事記や日本書紀、源氏物語、枕草子などの古典の中にも
どんぐりの木はでてきます。

倉敷市立自然史博物館のホームページの
植物のページの「文学作品に登場する植物のページ」
などに見やすくまとめられています。

和歌、俳句、川柳などの中のどんぐりの木

和歌や俳句、川柳の中にもどんぐりどんぐりの木がでてきます。

どんぐりの木のでてくる和歌

万葉集、古今集、古今和歌集など古い時代から
どんぐりの木は和歌の中にでてきます。
その一部を掲載します。

万葉集

橡の解き洗ひ衣のあやしくもことに着欲しきこの夕かも
(「橡(つるばみ)」はクヌギの古名です。)
など

古今和歌集

佐保山のははその色はうすけれど秋はふかくもなりにけるかな(坂上是則)
(「ははそ」はコナラの古名です。)
など

新古今和歌集

時わかぬ浪さへ色にいづみ川ははその森にあらし吹くらし(藤原定家朝臣)
(「ははそ」はコナラの古名です。)
など


どんぐり、どんぐりの木のでてくる俳句、川柳

樫の木の 花にかまはぬ 姿かな(松尾芭蕉)
どんぐりの 寝ん寝んころり ころりかな (小林一茶)
団栗の 落ちずなりたる 嵐かな (正岡子規)
丸盆の 椎にむかしの 音聞かむ(与謝蕪村)
など

どんぐりに関する季語

<春>

仲春
柏落葉(かしおちば)、柏散る(かしわちる)、
晩春
樫の花(かしのはな)、

<夏>

初夏
柏餅(かしわもち、かしはもち)
   椎若葉(しいわかば)、樫若葉(かしわかば)、樫茂る(かししげる)
   椎落葉(しいおちば)、樫落葉(かしおちば)
   櫟の花(くぬぎのはな)、橡(つるばみ)、団栗の木(どんぐりのき)

仲夏
椎の花(しいのはな)、花椎(はなしい)

<秋>

晩秋
春柏黄葉(かしわもみじ、かしはもみぢ)
   柞紅葉(ははそもみじ)、楢紅葉(ならもみじ)
   団栗(どんぐり)、団栗独楽(どんぐりこま)、団栗餅(どんぐりもち)
   櫟の実(くぬぎのみ)、樫の実(かしのみ)、橿の実(かしのみ)
   椎の実(しいのみ)、落椎(おちしい)、椎拾う(しいひろう)
   楢の実(ならのみ)、柞の実(ははそのみ)

<冬>

三冬
櫟枯る(くぬぎかる)
   冬柏(ふゆかしわ)、柏の枯葉(かしわのかれは)、枯柏(かれかしわ)

どんぐりの本

どんぐりの絵本、お話しの本

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